正しい歯磨きの方法を知ろう。
2021年11月27日
こんにちは。
小樽市奥沢の「細川歯科医院」です。
毎日の歯磨き、何を使って磨いていますか?
「もちろん、歯ブラシでしょ」という方は、ちょっと待ってください。確かに歯ブラシは使いますが、歯ブラシ1本だけで磨いた場合、口内の汚れの半分近くを磨き残してしまうことが分っています。
そして、磨き残しから細菌が繁殖し、むし歯や歯周病が進行してしまうのです。
ここでは、むし歯や歯周病の原因菌の繁殖を抑える正しい歯磨きの方法をお伝えします。
歯ブラシだけで磨いても多くの磨き残しが出てしまうのは、歯ブラシの大きなヘッドでは毛先が届かない部分があるからです。
具体的にどこかというと、そのひとつが歯と歯のすき間です。
歯間には最も細菌の温床となる歯垢がたまりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシといった歯間清掃専用の補助器具をプラスした歯磨きがおすすめです。
歯間の汚れをしっかりと掻き出せば、磨き残しを半分くらい減らすことができます。
歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使用しても、20%程度の磨き残しが生じてしまいます。
20%以下をキープ出来るのであれば、とても上手な方だと言えます。
歯科衛生士に歯磨き指導を受けた直後は20%以下をキープ出来るかもしれません。
しかし、歯磨きチェックから1ヶ月以上経つと、どうしても以前の癖が出て来て磨き残しが増えてしまいます。
そのため、いくらしっかりと丁寧に歯磨きをしている思っていても、セルフケアだけではお口の中の汚れを20%以下にキープし続けることが困難です。
歯磨きチェックと歯ブラシが届かなかった部分は、歯科医院のプロケアにお任せします。
定期的に歯科で、歯科医師や歯科衛生士といった国家資格を持つ人だけが行える専門的な歯磨きチェック&クリーニングを受けると、セルフケアの質の維持が出来るのと、歯磨きで取り残した歯垢や歯石をキレイに落とすことが可能です。
歯周病の予防のために、細川歯科医院で定期的な歯磨きチェック&クリーニングを始めてみませんか?
*もちろんその際にはお口の中全体の検診もいたします。