当院における新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策に関して
2020年5月22日
当院では日ごろから院内感染対策のための「滅菌・消毒・清潔」を心掛けております。
この度の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、下記の取り組みとお願いをしております。
《 通院時に関するお願い 》
■新型コロナウイルス感染症が疑われる方
・高熱、空咳や息苦しさ、だるさ などの強い症状のいずれかがある場合
・高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(ぜんそく等)がある方で、比較的軽い風邪の症状がでている場合
・発熱や咳の他に、味覚・嗅覚の以上を感じた場合
上記症状や疑いのある方は一旦治療をキャンセルいただき、各自治体の保健所や相談センター等にご連絡ください。
■上記以外の方(通常の方)
当院では十分な感染管理・空間確保の上、安心安全な診療体制を整えており、現在以下のような診療体制で診療を行っております。
・来院患者数の制限
・ご予約のない方・マスク着用ができない方・感染症状がある方の来院制限
・必要最小人数での来院
・マスク着用や人混みを避ける等のご自身による配慮
*必要な患者様へ予約の延期等のご連絡を適宜させていただいております。
《 感染対策のお願い 》
当院へご来院される方は、以下内容へのご協力をお願いいたします。
・アルコールによる手指消毒
・マスク着用徹底のお願い
・咳エチケットへのご協力のお願い
《当院の院内感染予防対策》
コロナ以前より当院ではあらゆる院内感染予防の徹底をしておりました。
滅菌は特別な器具や薬液などを用いて微生物を完全に殺滅すること、消毒は主にアルコールなどの薬液を用いて病原性のある、あるいはその他の微生物を殺滅する事を指します。
当院では上記滅菌と消毒を徹底して行い、予防に取り組んでおります。
具体的な対策に関しましては下記の通りです。
■器具滅菌に関して
滅菌器の中でも、世界的に高水準の「クラスB」滅菌器を導入しています。
当院では歯を削る器械(タービン)、矯正で使用する器材に至るまで、すべての治療器具を患者様ごとに交換滅菌し、院内感染防止に努めています。
■使い捨て消耗品の使用
グローブ、コップ、エプロンなどの患者様に直接触れるものは使い捨て(ディスポーザブル)製品を使用しています。
患者様毎に交換し、すべて一度使用した物は破棄しています。
■院内消毒の徹底
日頃より診療後のチェア、操作パネルなどをアルコール消毒を実行、
ドアノブや取っ手、待合室ソファの手の触れる箇所のアルコール消毒も随時行っております。
■ラバーダム(ゴムシート)を用いた治療
本来は治療の確実性を向上させるものですが、新型コロナ対策や感染症対策においても効果的であるとアメリカ歯科医師会がアナウンスしております。
※処置の内容によって使用できない場合もございます。何卒ご了承ください。
■広い待合室
感染対策として「密閉・密集・密接を防ぐ」事も重要とされています。
当院では、待合室を1階と2階に分け十分な広さを用意し、距離の確保と密度が低く広い空間の確保しております。
■個室型の診療室
全室個室タイプの診療室を採用し、感染管理や対策を行えるように配慮しております。
また、チェアサイドには口腔外バキュームという器械を用いる事で院内の空気中に浮遊する微細な埃や細菌なども吸い込み、院内の浄化と空気感染対策を行っています。
新型コロナウイルスのためだけではなく、日頃から全ての感染症拡大予防のために十分な滅菌システム器具の確保をいたしております。
安心して治療・検診を受診されてください。
細川歯科医院
院長 細川宗靖