子どもの歯医者デビューはいつ?
2021年3月10日
こんにちは。
小樽市奥沢の歯医者、細川歯科医院の院長 細川宗靖です。
小さいお子さんを持つ親御さんは、「子どもの歯科検診は、いつから始めればいいですか?」という疑問をお持ちであることが多いでしょう。
初めての乳歯が生えたら、いつでも歯医者デビューできるタイミングです。
もし授乳時に上手に赤ちゃんが飲めているか不安な方や上手に飲んでくれないと悩まれている方は、歯が生える前のタイミングでもいらしてください。
初めての乳歯が生えるのは、個人差はありますが、およそ生後6カ月です。
歯が生えてきたら、いつでも連れていらしてください。歯の磨き方や歯磨き粉の有効な使い方、今後の食育などについてお話し出来たらと思います。
最初の頃は、家族の歯科検診やメンテナンスの時に連れてきていただき、まずは、歯医者という場所に慣れて頂きたいと思います。
小さなお子さんに大事なのは気軽に歯医者デビューすること。
物心ついてむし歯ができてから急に歯科に通院することになると、子供にとって怖くて痛そうな治療を伴うために、「歯医者は嫌なことをするところ」というイメージがついてしまうかもしれません。
お子さんが生涯に渡って健やかな歯を保つためには、歯医者に苦手意識を持たず、気軽に行けるようにしてあげることが大切です。
歯医者に苦手意識がなければ、歯科検診やメンテナンスに通うこともおっくうにならず、虫歯を防ぐことができ、虫歯が見つかったとしても初期の段階の早くから治療することもできますので、きれいで丈夫な歯を保てるのです。
まずは歯医者の雰囲気になれることから始めるますので、早めの歯医者デビューは大切です。歯が生えた頃がベターとはいえ、それより前でも早すぎることはありません。
お母さんのおなかの中にいる、マイナス1歳から赤ちゃんの歯科予防は始まっているので、いつでも気軽にお子さんを連れてお越しください。
また、母乳の与え方、人工乳の与え方、赤ちゃんの抱き方、頭の形など誰に聞いたら良いの?と思うことから、産前のお母さまや周りのご家族の歯科検診まで、できる限りのサポートもいたします。
歯医者に慣れたら、お子さんのための歯科予防を始めましょう。
むし歯予防には、歯を強化する「フッ素塗布(正しくはフッ化物塗布)」や、虫歯を予防するための処置「シーラント」などがあります。
親御さん向けに歯磨き・仕上げ磨きの方法などもアドバイスしますので、ご自宅での虫歯予防もパワーアップできますよ。
お子さんが1歳半、3歳の2回、日本全国のほとんどの自治体で、歯科検診を無料で受けられます。
残念ながらたった2回では足りず、タイミングも遅すぎる方もいますので、気になったときがデビューのグッドタイミングです。
もちろん生後半年や1歳半の時期が過ぎてしまったからといって諦めることはありません。
お子さんの年齢に応じた方法で虫歯予防を進めることができますので、まずはお気軽にご相談ください。